富樫 春生 HAL-Oh Togashi

富樫 春生 HAL-Oh Togashi

3歳よりクラシックピアノのレッスン(平尾妙子、金沢桂子等)を受ける。
慶応高校在学中(17才)ヤマハコンテストの関東甲信越地区で審査員特別賞受賞。

大学卒業後杉本喜代志クインテットでプロデビュー。
70年代後半から80年代は主にスタジオでレコーデイングの仕事に没頭。
山口百恵、松田聖子らから今井美樹、SMAPまで、録音に携わった楽曲は優に1万曲を越える。

82年にはチョコレート名義でCBSソニーよりファーストソロアルバム。 (清水靖晃、山木秀夫、村上ポンタ秀一、森園勝敏etc.参加)
その後海外に積極的に出かけるようになり、83年にはホール&オーツのバンドや、NYでのスタジオミュージシャンの仕事に誘われるが断り帰国。

吉田美奈子バンド(のちにDuo)や後藤次利バンドを経て85年に近藤等則IMAに参加。
約10年間海外20数カ国で定期的に演奏。
(North Sea Jazz FesやWuppertal Fes等少人数から3万人規模の野外Fes等に多々出演)
NYキッチンでのJapanese Weekでは初日に矢野顕子と共にピアノソロのダブルギグ。
又PARISでもPIANOSolo。
Art Lindsay,Bill Laswell,John Zone,等ともセッション。

90年には久しぶりにアルファよりソロアルバム。
(布袋寅泰、RECK、ブラボー小松、John Zone,後藤次利、 山木秀夫等参加)
同時にMAO(当時N.Y.在住の塩井ルリ(b.)とのユニット)を発展解消し富樫春生 with BONBOKO SISTERS結成。
現在は『梵鉾/BomBoco』に改名。
塩井ルリ(b)ユカリ(スリル/sax)ヲノサトル(key)TOKIE(b)GRACE(ds)等
メンバーの変遷を経て92年より田中邦和(sax)が加入。 (Alfa,SONYから4枚リリース)

96年頃より森雪之丞のポエトリーリーデイングに参加。
アルバムに曲も提供。
斉藤いんこのポエトリーアルバムにも3曲提供。

2000年科学技術省の映像祭でピアノのBGMだけで語りも何もない作品『草間の宇宙/栗林慧』が内閣総理大臣賞受賞。
又、リラ自然音楽研究所の公募コンテストで作曲特別賞。
同年ピアノソロを毎月リリース計12枚のアルバムを完成。
20世紀を締めくくる。
この頃よりNHK BS等で異分野のアーテイスト達と即興ピアノでセッション。
(貞奴/作家, 江國香織/直木賞作家, 柿沼康二/書道家, 秋吉久美子/女優等)

2004 假屋崎省吾/華道家 と練馬文化会館で共演。

2005秋には愛媛県教育委員会よりの依頼でバレエとピアノのコラボレーションのプロデユースと演奏を手がける。

2006には宇和島バレエ研究所が「ピアニスト 富樫春生の世界」のタイトルでバレエの公演。

2007年には久しぶりのソロ「東京バロン」をリリース。CDジャーナルの批評では
「ファンクなグルーブの生活圏がゆったりとしたところにある音楽はポスト・ロックなどのジャンルをよせつけない」と書かれ、同月リリース300枚強の中から18枚のいち押しの一つに。

2008年には鬼束ちひろの復活に力を貸し、約5年振りにオーチャードでのコンサート(ピアノだけ、後半弦がはいる)及び夏のロッキンジャパン(ピアノとDUO)での劇的なステージはすでに伝説になってしまった。
又同年ジュセリーノ・ダ・ルース氏(ブラジルの予知夢・予言者)の講演に招かれてピアノ演奏。

ラルク・アン・シェールやペニシリン、CRAZE等のプロデュースも。

近藤等則IMAバンドでは11枚のリリース。
自身のバンドやソロでは35枚のリリース。

2010~11年には10年振りのピアノソロをシーズンで計5枚リリース

映画音楽

無問題2 (02)
ガキンチョ・ロック(03)
初恋(06)